湿度計といえばセンサーこそが本体のようなものですが、デリケートなので取り扱いには細心の注意が必要です。腰の高さから落とすなどは論外ですし、ぶつけて衝撃を与えるのも信頼性に関わるのでNGですから、湿度計のセンサーの取り扱いには丁寧さが求められます。移動や保管の際には、衝撃を吸収するスポンジが敷き詰められているケースに収めるのが望ましいです。理想的なのは樹脂製のケースで、万が一ぶつけても衝撃が吸収されること、収めている湿度計ひいてはセンサーに伝わる衝撃が抑えられることです。

いずれにしても、繊細で取り扱いを間違えると簡単に壊れることがありますから、安価な製品であっても雑に扱わないことが重要です。市販の湿度計は、コストの都合で品質管理が十分に行き届いていなかったり、店頭で誰でも手に取れる状態で陳列されていたりします。しかもブリスターパックのように、衝撃吸収に期待できない簡易なパッケージに収まっているので、センサーの信頼性については十分とはいえないです。陳列時に落としたりぶつけたり、陳列後にもお客さんが手に取る際に落としている可能性もありますから、品質を確かめなければ信頼するのは難しいです。

ベストなのは信頼できるお店に掛け合い、陳列をする前に湿度計を確保しておいてもらい、直接購入するという方法です。センサーの状態についてはメーカーの出荷後にどのような管理や運搬が行われたか分からないので、輸送時の衝撃に関して考慮されているパッケージに収まっている製品を選ぶことをおすすめします。

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